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【ニュース】「職場意識改善助成金」が「時間外労働等改善助成金」に改称され、予算が大幅拡充の予定
時間外労働の上限規制の導入を含む「働き方改革関連法案」については、来年の通常国会に提出、審議の見込みとなています。12/21に厚生労働省より発表された「労働者災害補償保険法施行規則等の一部を改正する省令案」において、関連する助成金の改正情報が明らかになりました。
この資料によると、中小企業事業主が時間外労働の上限規制を円滑に移行することを支援することを明確化するため、来年4月以降、「職場意識改善助成金」を「時間外労働等改善助成金」に改称し、以下のようにコースを拡充して大幅な拡充が予定されています。
【時間外労働等改善助成金のコース】
・時間外労働上限設定コース(拡充)
・勤務間インターバル導入コース(拡充)
・職場意識改善コース(拡充)
・団体推進(新規)
予算額についても平成29年度が約11億だったのに対し、平成30年度は約35億と約3倍に大幅拡充される見込みであり、政府がいかに長時間労働対策に力を入れようとしているかがわかります。
どれも導入しただけでもらえるものではなく、社労士など専門家へ制度導入への相談や委託等に支払った費用を補助するような助成金となります。これを使って社員にやさしい企業づくりをして自社の働き方改革を進みえてみてはいかがでしょうか?