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【ニュース】うつや障害者の職場復帰を支援~障害者職場復帰支援助成金(仮称)
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うつ病や事故などによる障害で休職した人の職場復帰を支援するため、厚生労働省が4月から「障害者職場復帰支援助成金」(仮称)を新設することが3月18日、分かりました。
新たな助成金の対象となるのは、病気や事故などで障害者になったり、うつ病にかかったりして3か月以上休職した労働者が職場復帰するための仕事を用意するなど雇用継続の環境を整えた企業です。復職から6か月間雇用が続いた場合、復職者1人当たり35万円(大企業は25万円)を支給し、その6か月後にも同額が支給されます。
厚生労働省は、ストレスチェック等などのメンタルヘルス対策と同時に、メンタル疾患を患った労働者の則場復帰を促すことに本腰を入れ始めたようです。
現状ではメンタル疾患を患った労働者は、復職よりも退職とする事が多いと思いますが、今後、日本の労働者が減少することと、現状のようにメンタル疾患患者の増加を考えれば、このような対応を続けていくことは難しくなると思います。中小企業では、休職制度自体を設けていない事も多いともいますが、このような制度をきっかけとして今後は従業員対応を進めていくことも経営の一つになるのではないでしょうか。