トピックス
【ニュース】非ブラック企業宣言~若者応援企業宣言を活用しましょう
リクルートワークス研究所が2014年春卒業予定の大学・大学院生を対象とした求人倍率によると、従業員5千人以上の企業だと0.54倍なのに対して、300人未満の企業では3.26倍だったとのデータを発表しました。これを見ると如何に大企業志向なのかが、よく分かります。
中小企業が嫌われる理由としては、最近特に言われている「ブラック企業」問題と言われています。
実際には一部の企業に限られるのが実態ですが、大企業のように情報発信が出来ない中小企業では、なかなかイメージが払しょくできないのが現状です。(実際は大企業の方がブラック的ですが・・・。)
そういったことを払しょくするために、厚生労働省が中心となり、積極的に若者を採用・育成する企業を認定する「『若者応援企業』宣言事業」を開始しました。
認定されるには、次のような要件があります。
1.学卒求人など、若者対象のいわゆる「正社員求人」をハローワークに提出すること
2.「若者応援企業宣言」の事業目的に賛同していること
3.以下の就職関連情報を開示していること
・社内教育、キャリアアップ制度等
・過去3年度分の新卒者の採用実績及び定着状況
・過去3年度分の新卒者以外の正規雇用労働者(35歳未満)の採用実績と定着状況
・前年度の有給休暇および育児休業の実績
・前年度の所定外労働時間(月平均)の実績 等
4.労働関係法令違反を行っていないこと
5.事業主都合による解雇または退職勧奨を行っていないこと
6.新規学卒者の採用内定取消を行っていないこと
7.都道府県労働局・ハローワークで扱っている助成金の不支給措置を受けていないこと
この制度を使って国のお墨付きを得れば、学生に向けて「非ブラック企業宣言」が出来ます。
すでに、8月末までに全国で約3500の企業が認定を取得しています。あなたの企業も活用してみませんか?11月からは認定企業だけを集めた説明会や面接会も開催される予定です。
詳しいことは、厚生労働省のHPや東京労働局のHPをご覧ください。
また、リーフレットはこちらからご覧になれます。
非ブラック企業の第一歩は、正しいコンプライアンスから!
東京中央エルファロの「ダブル顧問」で、他社に1歩差を付けてみませんか?