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【ニュース】ブラック企業の物差し公表へ~厚生労働省が退職者数公表を求める~

厚生労働省は2014年度から、大学生や大学院生を採用する企業に対して、3年以内の「採用者数」「離職者数」の公表を求めることが分かりました。
若者を使い捨てしている「ブラック企業」に関心が高まっていることを受け、離職率が就職先の判断材料に出来るようにすることが狙いです。
対象は15年春に卒業する、いまの大学3年生からとなります。

企業がハローワークに出す求人票に、学卒で直近3年に採用した人数と、そのうちで辞めた人数を書く欄を作ります。これに記載をするかどうかは各企業の判断に任せますが、記載がない企業は、離職率が高いと思われる可能性が高く、学生に敬遠される恐れが強まると考えられます。

採用のコンサルティングをしている立場から言えば、単に「離職率が高い=ブラック企業」という図式は安易な考えと思います。ただ、一つの指標としては「あり」なのかな?とも思いますので、しっかりとした判断材料として使ってもらえればと思います。

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