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【ニュース】労働組織率、最低を更新
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厚生労働省は17日、全国の労働組合の推定組織率(雇用労働者に占める組合員の割合)が6月末時点で前年比0.2ポイント減少し17.7%と発表しました。これは、3年連続で低下しており、1947年の調査開始以降の最低水準を更新しました。年々、増加している非正規労働者・有期雇用労働者を組合員に取り込むことが十分にできず、組織率の低下に歯止めがかからない状況となっていることが伺えます。
組織率だけでなく組合員数の減少にも歯止めがかからず、前年から1万7千人減少し、987万5千人となっています。ピークだった94年と比べると2割以上も減少しています。
一方、パートで働きに出る女性が増えたことから、女性の組合員は前年から4万4千人増え、303万4千人となっており、女性の組合員が300万人を超えたのは12年ぶりとなっています。。