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【ニュース】適用対象者拡大で育児ママや新卒者も対象へ～トライアル雇用奨励金～
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ニートやフリーターを試用する企業に支給しているトライアル雇用奨励金の対象を拡大し、３月からは、育児で離職した女性も対象とすることが３日分かりました。これは、第１子出産を機に６割超の女性が離職する状況が続いているため、こういった女性の再就職を後押しすることにより社会復帰への後押しする狙いがあります。
現在、トライアル雇用奨励金は、職業経験の不足で正社員での就職が難しいニートやフリーター、転職を繰り返している人などを主な対象としていますが、今回の制度見直しで、育児でいったん離職した女性と就職先の決まらない学卒者も、新たに対象に加えることとします。これにより、今まではパートやアルバイトなどの短時間・非正規社員として働いていた人を新たな対象となるため、正社員として働いていた女性で、出産後、働く意欲のある人が再就職しやすい環境を整えます。
トライアル雇用奨励金を使うためには、ハローワークから対象者の紹介を受け、３カ月間の有期雇用契約を結びます。企業は対象者１人のトライアル雇用につき、月額最大４万円の奨励金を３カ月間、受けることができ、３カ月後に企業と働き手が合意すれば正社員雇用に移行させます。また、トライアル雇用を使用するための専用求人を出す必要もあります。
トライアル雇用を希望する求職者は、ハローワークや民間の相談窓口で紹介を受ける必要がある。長期の離職で復帰に不安のある場合も、試用期間を経ることができるため、企業側も求職者も再就職のハードルを下げることが期待されています。政府は平成２６年度当初予算に１１９億円を計上します。
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